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《医師直筆》治りにくい大人の夏風邪は重症化が不安です!!

夏風邪は冬の風邪に比べて治りにくいという特徴があります。その上、ウイルスに対する特効薬や予防薬がないことも風邪を長引かせる原因です。

 

何より、夏風邪に大人が感染した場合は重症化する不安もあります。

 

実際、子どもから夏風邪がうつってしまい、なかなか治らなかったという経験をお持ちの方も多いのではないのでしょうか?

 

そこで今回は、治りにくい大人の夏風邪についてまとめました。ぜひ参考にしていただいて、予防に努めてくださいね。

 

■感染力が強いのでうつるのでは?と不安になる夏風邪「プール熱」

 

プール熱はとても感染力が強いので、流行りだすと自分や子供にうつるのでは?と不安になる夏風邪の1つです。

 

プール熱は子どもの間で流行する夏風邪のイメージがあるかと思いますが、子どもの看病がきっかけでプール熱に感染する大人も少なくありません。

 

プール熱の原因はアデノウイルスで、主に不衛生なプールの水を通して感染します。この他には接触や飛沫、おむつ交換でも感染することもあります。

 

症状は38℃~39℃の高熱、喉の痛み、腹痛、下痢、結膜炎など様々ですが、大人の場合は免疫力が落ちている時に感染すると、肺炎や胃腸炎を引き起こすこともあり、重症化の不安・危険がある夏風邪の1つとして知られています。

 

■重症化しやすい夏風邪「手足口病」

 

治りにくい夏風邪の1つでもある手足口病は、4歳くらいまでの子どもが感染しやすい疾患ですが、大人がかかると38度以上の高熱や水疱が出て、水疱がひどく痛むなど症状が重症化することがあります。

 

そして、手足口病は感染経路がおむつ交換、接触、飛沫で、子どもを介して大人に感染することも少なくない夏風邪なので、体力に不安のある人は注意が必要です。

 

■高熱が出る夏風邪「ヘルパンギーナ」

 

ヘルパンギーナは手足口病とよく似た症状が出る夏風邪で高熱が出ることが多いのですが、治療のための特効薬や予防のためのワクチンなどがないのが不安です。

 

ヘルパンギーナも他の夏風邪と同様、免疫が高ければ感染しても発症には至りませんが、特に免疫が低下している大人が感染した場合、症状は39℃以上の急な高熱、喉の痛み、関節痛など症状も重くなりがちです。

 

■まとめ

 

プール熱や手足口病、ヘルパンギーナなどの夏風邪が流行りだすと、自分の子供にうつるのでは?自分の子供から自分もうつるかも?など不安になります。

 

また、大人が感染するとなかなか治らないので、「別の病気かもしれない、いつ治るのだろう?」などと不安になる人もいるでしょう。

 

夏風邪を早く治すには、体の免疫力を上げることが一番です。風邪の引きはじめには栄養と睡眠を十分に取るようにしてください。

 

そして、発熱時にはしっかり水分と塩分を補給することで、ウイルスを早く体の外に排出することが出来ます。

 

熱が下がらない、水分が摂れないというような場合は、我慢せずに医療機関を受診してくださいね。

 

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:徳洲会病院内科外来

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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