病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

扁桃腺が痛いときは早めに受診しましょう

喉が痛いと感じたときには、炎症が起きていると考えられます。喉の炎症は、咽頭や扁桃、喉頭に起こりますが、物を食べると痛い場合は、扁桃腺が原因であることが多いです。

 

今回は、扁桃腺が痛む原因となる病気や、扁桃腺が痛い場合の対処法などについて、ご紹介していきます。

 

■扁桃腺が痛いのはどんな病気が考えられる?

 

扁桃腺は病原体から身体を守る役割をしています。そのため、ウイルスや細菌がくっつき繁殖しやすいという特徴があります。

 

扁桃腺が痛いと感じる場合、急性扁桃腺炎・慢性扁桃腺・扁桃周囲炎などいくつかの病気が考えられます。

 

〇急性扁桃腺炎

ウイルスや菌が扁桃腺に付着し増殖することで起こります。38℃以上の熱が出ることが多く、食べ物が飲み込みにくい・喉が痛い・頭痛がする・身体がだるい・寒気がするなどの症状が出ます。

 

〇慢性扁桃腺炎

急性扁桃腺炎を1年に何度も繰り返し起こす場合は、慢性扁桃腺炎と診断されます。習慣性扁桃炎と、慢性単純性扁桃炎があります。習慣性扁桃炎は子供に発症しやすく、症状は急性扁桃炎のときと同じです。

 

慢性単純性扁桃炎は、大人が発症しやすく症状は熱が出ない、またはあっても微熱・扁桃腺が痛い・喉に違和感があるなど急性扁桃腺炎と比べると少し落ち着いたものになります。

 

〇扁桃周囲炎

急性扁桃腺炎や慢性扁桃腺炎が重症化し、扁桃腺の周りにも炎症が及んだものです。

 

食べ物を飲み込んだ時に扁桃腺が痛いと感じるだけでなく、常時強い痛みが続きます。

 

また耳が痛くなる・口が開けにくい・飲み込めないなどの症状が出ます。

 

さらに悪化すると膿が溜まるようになる扁桃周囲膿瘍になってしまいます。こうなると、病院で切開して排膿することが必要になる場合もあるので、なるべく早く病院に行きましょう。

 

■扁桃腺が腫れて痛いと感じた時の対処法は?

 

扁桃腺が腫れて痛い上に熱があるときは、悪化しないうちに病院を受診しましょう。

 

特に扁桃周囲炎で膿瘍となった場合は、抗生剤だけでは対応できず、膿を排除するために切開しなければいけないときもありますので、できるだけ早く受診することをおすすめします。

 

扁桃腺が痛いときは、食事がしにくいですよね。

 

だからといって、何も食べないのは抵抗力が落ちて、病気が悪化するだけです。飲み物を飲んでも激痛が出る場合は、脱水になってしまう危険もあるため、食べられない、水分が摂れないことを医師に告げてくださいね。

 

喉が痛いと思いますが、なるべく食べやすいものを食べて水分を摂り、安静にして過ごしましょう。栄養をつけて身体を休め、抵抗力を上げることが大事ですよ。

 

■まとめ

 

扁桃腺は身体の抵抗力が落ちることで発症しやすくなります。

 

扁桃腺の予防として、十分な睡眠とバランスの良い食事をとり、喉をなるべく乾燥させないようにしましょう。

 

扁桃腺が痛いときは、症状が悪化する前に、なるべく早く病院を受診するようにしましょう。

 

【 著者プロフィール 】

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  名前:橋本将吉(まさよし)

  専門:医学教育・内科医師

 勤務地:東京むさしのクリニック

生年月日:1986年7月28日

出身大学:杏林大学医学部医学科


難しいけど大切な医学知識を、いかに分かりやすく知ってもらえるかをモットーに日々奮闘中。


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