三叉神経痛が悪化しないようにするにはどうしたらいい?
顔に電気が走ったような痛みが生じる三叉神経痛になると、症状が軽かったとしても今後どんどん悪化していくのではないかと不安になると思います。また、悪化しないためにはどうしたらいいのだろうと思う人も多いでしょう。
そこで、ここでは三叉神経痛が悪化しないようにするためにはどうしたらいいのかについて紹介します。
■三叉神経痛は病院を受診しよう
三叉神経痛は放っておくと悪化することはあっても自然に治ることはありません。痛みは短時間で治まるので我慢してしまう人もいるかもしれませんが、悪化する前に病院を受診するべきです。
三叉神経痛の原因は、硬くなった血管が三叉神経を圧迫してしまっていることが多いですが、脳に腫瘍ができていて三叉神経を圧迫していることもあります。脳に腫瘍ができているのを放置してしまうと大変なことになってしまうので、早めに病院を受診するようにしましょう。
■生活習慣を改善しよう
三叉神経痛の主な原因は血管の圧迫によるものですが、血管が三叉神経を圧迫するようになる主な原因は血管がダメージを受けて硬くなってしまうことです。
血管がダメージを受けてしまう原因の一つに生活習慣の乱れが考えられます。食生活の乱れ、運動不足、睡眠不足、喫煙、ストレスなどは血液の流れを悪くしたり、血管にダメージを与えてしまったりすることにつながるので、症状を悪化させないためにも生活習慣を改善するのがおすすめです。
■三叉神経痛は悪化するとどうなる?
三叉神経痛は、顔の片側に電気が走ったような痛みが生じます。一度の発作で痛む時間は数秒間であるケースがほとんどです。
また、一度発作が出てからはしばらく時間が空くのが一般的で、連続して発作が出るケースはほとんどありません。三叉神経痛は温度による外部からの刺激にも影響を受けやすいため季節によってはほとんど症状が出ないこともあります。
つまり、人によっては長期間症状がでないこともあるので、そうなると治ったのかなと思ってしまいがちです。
しかし、放っておいて自然に治るということはありません。基本的には三叉神経がどんどん過敏になっていって悪化してしまいます。三叉神経痛が悪化してしまうと、症状が出た時の痛みが激しくなったり、痛みが生じる頻度が増えたりします。
■まとめ
三叉神経痛が悪化しないようにするためには、どのようにしたら良いのかについて紹介しました。
三叉神経痛は放っておいても悪化するだけなので、まずは病院を受診するのがおすすめです。また、生活習慣を改善したら必ず悪化しなくなるというわけではありませんが、健康のためにも生活習慣の見直しをして、より健康的な日々を送るように心がけましょう。