病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

《歯科衛生士直筆》歯周病って治るの?原因と予防について!

こんにちは!

 

からだプランの峯岸です。

 

普段は歯科衛生士として働いています。

 

早速ですが、「歯周病」という言葉を、聞いたことはあるけどよく分からないという人も多いのではないでしょうか?

 

今回ははそんな歯周病のお話をしたいと思います。




☆歯周病とは

テレビのCMなどでみなさん聞いた事があるかと思います。

 

今回のコラムは歯周病についてご紹介します。

 

早速ですが、私が患者さんとお話していて気づいたことがあります。

 

それは歯周病が『歯ぐきの病気』と思っている方が多い事です。

 

歯周病が歯ぐきの病気ではないとうことはどういうことでしょう?

 

歯周病は『骨の病気』なんです

歯周病が歯ぐきの病気ではないのならどこの病気なのでしょう。

 

歯周病は実は、歯周病は『骨の病気』なんです。

 

もちろん、骨までに至るまでには歯ぐきの部分も通過しているのですが、歯ぐき部分の症状は、正確には歯肉炎となります。




 

☆歯周病のメカニズム

歯周病のメカニズムをご紹介しましょう。

 

このメカニズムを読んだ頃には骨の病気であると認識していただけるのではないでしょうか。

 

歯槽骨

歯は『歯槽骨』と呼ばれる骨によって支えられています。

 

この骨は手や足の骨とは違って、スポンジのように無数の穴があいています。

 

『歯槽骨』は歯ぐきの奥にあり通常みる事ができません。

 

しかし、歯肉炎を放置してしまうことによって、歯ぐきの奥の『歯槽骨』が歯周病菌が届くようになります。

 

この状態になると、人間は骨に歯周病菌が感染することを避ける為に、脳から破骨細胞(骨を溶かす細胞)を活性化するように指令が出ます。

 

その結果、歯槽骨が破壊されてしまいます。

 

歯が抜ける

歯肉炎が進行する事で歯槽骨が破壊されると、歯を支える骨がなくなることになります。

 

その結果、歯がグラグラと揺らいで抜けてしまいます。これが歯周病の最後です。

 

さらに恐ろしいことに、歯槽骨が破壊されるときには痛みはありません。

 

また、外からはみる事ができない為見落としてしまう事があります。




☆歯肉炎

前述の歯周病のメカニズムでご紹介したように、歯周病は歯ぐきが炎症を起こしている歯肉炎が進行することで、引き起こされます。

 

つまり、歯肉炎は歯周病の始まりとも捉える事ができます。

 

歯を磨いている時に出血する、歯ぐきがブニブニしているといった目に見える歯肉炎のサインを見逃さないようにしましょう。




☆歯肉炎の進行と症状

軽度

軽度な歯肉炎では歯ぐきの赤みが増し、

 

歯ぐきの腫れ、ブラッシング時の出血、口臭などの症状が見られます。

 

重度

重度の歯肉炎になると歯ぐきの色が白っぽくなります。

 

歯ぐきはさらに腫れ、ブラッシング時に出血だけでなく膿が出ます。

 

歯ぐきが縮んで、まるで歯が長くなったように見えます。




☆歯周病の原因

直接的な原因

歯周病の直接的な原因は細菌です。

 

しかし口の中には300~500種類ほどの細菌が存在していると言われ、全ての細菌が原因ではありません。

 

また、細菌の中には体に良いとされている「乳酸菌」なども存在します。

 

実は18歳になったほとんどの人に歯周病菌は存在します。

 

それは生まれてから「家族と同じお皿から食べる」「親しい人とのキス」など、人と人がコミュニケーションをとれば移ってしまうものなのです。

 

歯周病は「世界で1番人が感染している病気」としてギネスブックに載っているぐらいです。

 

間接的な原因

ただ、歯周病菌が口の中にいるだけで歯周病になることはほとんどありません。

 

いくつか問題が重なることによって歯周病が進行するんです。

 

ここでは間接的な原因をご紹介します。

 

○歯ぎしり(食いしばり)

○合っていない被せ物、詰め物

○不規則な食習慣

○喫煙

○他全身の病気による免疫力の低下

○薬の長期服用

○ストレス

 

等など、この他にもまだはっきりとは分かっていないこともあります。




☆まずはできることから

まずは自分がすぐできることから原因を減らしましょう。

 

歯磨き

日々の歯磨きで、細菌の栄養となる歯垢などを取り除くことは、細菌の繁殖を防ぐために必要です。

 

定期的な歯科医院への通院

期的に歯科医院に通うことは、細菌を減らす処置を受けられたり、噛み合わせもチェックと調整なども行えます。

 

また、専門家に指導してもらうことで自分の問題点を知ることもできます。

 

他にも、合わない被せ物を取り替えたり、禁煙のお手伝いや食生活の相談もしてくださる歯科医院も増えています。