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《医師直筆》ダイエットのための運動は、食前と食後どちら?

からだプラン編集部

 

こんにちは!

 

からだプラン代表で医師の橋本です。

 

普段は内科医として働いています。

 

ダイエットのために運動をはじめたい人も多いと思います。

 

そんな運動ですが、食前と食後どちらにやればいいのでしょうか?

 

今回は、そんな疑問を考えていきたいと思います。

 




☆ダイエットの運動と言えば?

それではまず、ダイエットのために運動していると聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。

 

脂肪を燃やすために走ったり自転車をこいだり、プールで泳いだり、そんな運動を想像するかと思います。

 

これらはすべて「有酸素運動」と呼ばれる運動です。

 

無酸素運動、有酸素運動

ここで、有酸素運動という言葉が出てきました。

 

それでは、この「有酸素運動」とは何でしょうか。

 

対になる言葉として、「無酸素運動」というものもありますね。

 

併せて述べたいと思います。

 

大まかに言ってしまえば、無酸素運動は、筋肉の中のエネルギーを使って、比較的強い運動をします。

 

一方、有酸素運動は、脂肪や糖を燃やしたエネルギーを使って、比較的弱い運動をします。

 

このとき、燃料は筋肉の中のものを優先的に使います。

 

それがなくなるのが運動後およそ20分と言われているので、「20分以上の運動が有酸素運動」という覚え方で十分です。

 




☆食前の運動のメリット、デメリット

改めて、ダイエットのための運動は、食事と食後どちらがいいのか、見ていきたいと思います。

 

まずは、食前の運動からです。

 

メリット

食前に運動するメリットのひとつとして、脂肪がエネルギーとして分解されやすいことが挙げられます。

 

食前は体内にエネルギーが少ない状態なので、蓄えてある脂肪を使いやすい状態なのです。

 

そしてもう一つが、運動後に食べたものが筋肉の修復に向かいやすいことです。

 

運動するという事は、筋肉に負担をかけます。

 

負担がかかった筋肉は、痛んでいます。運動後に食事を摂ることで、その痛んだ筋肉を修復する材料を補給してあげるのです。

 

これは、運動直後にプロテインを飲むのと、原理は同じです。

 

デメリット

続いて、食前に運動するデメリットです。

 

まず第一に、低血糖になる恐れがあることです。

 

体内にエネルギーが少ない状態で運動しているので、使い切ってしまえば当然動けなくなります。

 

このとき、体では糖分が一番消費されるので、血糖値がとても低い状態になります。

 

運動している人ではおなじみ、ハンガーノックという現象です。

 

酷ければ意識を失うこともあります。

 

また、運動するエネルギーを生み出すために、筋肉を消費し始めます。

 

そのため、運動して筋肉を増やそうとするのが、逆効果になってしまいます。

 




☆食後の運動のメリット、デメリット

それでは、続いて食後の運動のメリットとデメリットです。

 

メリット

食後は、体内のエネルギーが十分にあるので、運動の強度を上げることができます。

 

同時に、筋肉を分解してまで運動をする必要が体にもなくなります。

 

つまり、筋肉量を維持して激しい運動が出来るのです。

 

デメリット

一方、体内のエネルギーが少なくなってから燃え始める脂肪ですが、食後の運動では燃えにくい、と言われています。

 

さらに、食後は、食べ物を消化するために内臓に血液が多くいきます。

 

ちなみに、食後に眠くなるのもこの作用が関係していると言われます。

 

そのタイミングで激しい運動をすると、消化不良を起こしやすくなります。

 




☆お勧めの運動タイミング

食前、食後の運動ともにメリットとデメリットがあります。

 

それでは、具体的にいつ運動すればいいのでしょうか。

 

医師お勧めの運動タイミングを紹介したいと思います。

 

食後1~2時間後

食後一時間後くらいであれば、正常な人は血糖値がピークになる時間帯です。

 

この時間帯であれば、血中に糖というエネルギー源がたくさんあるので、無酸素運動の効果も特に見込めます。

 

同時に、消化不良を起こしにくくなってきます。

 

食後2~3時間後

食後と書きましたが、低血糖のリスクが小さい状態で有酸素運動の恩恵を受けられる時間帯がこのあたり、と言われています。

 

実際、糖尿病の運動療法のガイドラインにも、この時間が推奨されています。

 

まとめると、食後1~2時間後に筋トレをし、2~3時間後に有酸素運動をするのが、いちばん医学的にお勧めな運動タイミングになります。

 




☆食事について

今まで運動について書きましたが、食事を考えることは、ダイエットのためには第一歩となります。

 

ですから、合わせてダイエット中の食事について考えていきましょう。

 

からだプランでお勧めの食事は、ずばり「和風の定食」です。

 

脂っぽいものを控えつつ、栄養バランスが整っていると考えています。

 

→ ダイエット中の食事についてもっと詳しく知りたい方はこちら!

 




☆まとめ

ダイエットは食事だけでなく、運動も重要な要素です。

 

その運動ですが、時間帯を考えることでさらに効果を挙げられます。

 

まとめると、食後1~2時間後に筋トレをし、2~3時間後に有酸素運動をするのが、いちばん医学的にお勧めな運動タイミングになります。

 




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