メンバー紹介:石尾 潤

代表理事/サッカー指導者

NPO法人スポーツカントリーアンビスタ 代表理事

いしお じゅん

石尾 潤

■生年月日:1990年8月9日
■出身:大阪府和泉市
■ニックネーム:じゅん
■好きなスポーツ:サッカー、その他何でも
■好きな言葉:『人生において最も重要なのは、生きた結果ではなく、生きることだ。』

<メディア・講演>
Coach Digest 『文武両道に魅せられた男の指導哲学と人生哲学』
パラレル求人 『スポーツの力で、生涯活きる学びと、つながり深いマチづくりを』
先生の学校#2 『クラウドファンディングを教育現場で活用しよう!』
オンライン学習サービスSchoo 「Social Good Award ~社会にいいことを考える3日間~」
サカイク 『考える力。無名チームから國學院久我山へ―。』
サカイク 『教科教育をせずに学力を上げ、スポーツ指導をせずに技能を高める。』
b.monster 『努力の先にあるものを伝えたい』

スポーツを愛するすべての人々に最幸の環境を

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能力も経験も年齢も問わず
スポーツの力で地域住民の真の健幸を
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NPO法人スポーツカントリーアンビスタ
代表理事 石尾潤

〒116-0003 東京都荒川区南千住2-19-2幸生桜レーベン3F/4F

事業内容:少年少女サッカークラブ・文武両道支援特化型アカデミー・ヨガ教室・チアダンス教室の運営/アンビスタハウス(スタジオ)運営/その他走力アッププログラム・JFA女子サッカー普及委託事業(なでしこひろば)・かけっこ教室・栄養講座等の地域貢献イベント主催
設立:平成28年4月
従業員数:31名(プロボノボランティア含む)
ホームページ:http://sports-country-ambista.squarespace.com

<略歴>
大阪府出身。幼い頃からサッカーに親しみ、プロを目指してサッカーの強豪高校に進学するも夢は叶わず、早稲田大学教育学部に進学と同時に指導者に転向。卒業後は学校法人に就職し私立大学の教員兼職員として勤務。平行してボランティアでサッカーコーチをする中、地域女子サッカーの現状を知り、2016年4月に少年少女のサッカークラブ運営を主な事業とするNPO法人スポーツカントリーアビスタを立ち上げた。
NPO法人スポーツカントリーアンビスタは東京都荒川区を拠点に、少年少女サッカークラブをはじめとして多世代を対象に、多種目にわたるスポーツ事業を展開している。代表を務める石尾潤氏は子どもの頃からサッカーと共に生き、24歳でボランティアスタッフとして地域女子サッカーの世界に足を踏み入れ、翌年に一念発起。『スポーツを愛する人々に最幸の環境を』というミッションを掲げ、起業したという。石尾代表の地域住民の生涯にわたる健幸実現への想いに、現役の内科医であるからだプラン代表の橋本が迫った。

 

スポーツの「つなげる力」を通じて、荒川区を“自然なあいさつが飛びかう故郷(マチ)”に


橋本 東京都荒川区で、少年少女サッカークラブを運営するNPO法人スポーツカントリーアビスタさん。事務所はすごくオシャレなデザインがされた壁があるんですね!

石尾 ここには、何年たっても変わることのない私たちの想いを刻んでいます。私たちが働くうえで大切にしている価値観や、子どもたち、地域住民の皆さまに伝えたい想いを散りばめているんです。

橋本 素晴らしいですね。これからどんどん大きくなっていく組織でも、設立当初の勢いや情熱が衰えない姿がこれを見るだけでもわかりますよ。アビスタさんは「スポーツを通じた街づくり」を掲げ、サッカー以外にも様々なスポーツ教室やイベントを開催しているとお聞きしました。どのような内容か教えていただけますか。



石尾 はい、今展開しているのは少年少女のサッカークラブの他に、文武両道支援特化型のアカデミーやヨガ教室、チアダンス教室、かけっこ教室などですね。また、保護者の方を対象にケアや栄養に関する講座も開催しています。また、2017年6月に完成したこちらの事務所兼スタジオ(アンビスタハウス)の運営もしています。スポーツから生まれる人と人とのつながりを、地域全体に広げたいんです。

 

サッカーを愛する少女たちに最幸の環境を


橋本 石尾代表が、サッカーからどのようなつながりを得てきたのか気になりますね。ご経歴を教えていただけますか。

石尾 私は兄の影響で、歩けるようになるとすぐにサッカーを始めました。中学進学時はプロを目指してクラブチームに入団したのですが、最初の定期テストの点数があまりふるわず。。。周囲の大人に「サッカーをするのはいいが、勉強も頑張れ」と声をかけられたりもしていました。高校はサッカーの強豪・国学院久我山高校に進学したものの、エリートが集まる世界で自分の力の限界を感じてしまいました。早すぎる決断だったかもしれませんが、アスリートとしてのサッカーは高校で終えることを決め、「サッカーで全国優勝・日本一偏差値の高い大学に現役合格」を目標に3年間を走り切りました。

橋本 そうだったのですね・・・。その後はどのような道へ?

石尾 大学時代は古巣のジュニアユース(中学生)クラブでコーチを務め、卒業後は、全国で幼稚園から大学まで運営する学校法人に就職。足立区の私立大学に配属となり教員兼職員として勤務しました。

橋本 なるほど。それで当時から独立をしてスポーツ系のNPO法人を立ち上げたいという想いがおありだったんですか?

石尾 いえ、まったくそういうことではなくて。偶然、ひょんなご縁で始めた地域女子サッカークラブでのボランティアがキッカケです。私自身、男子としてサッカーをしてくる分には環境の面で困ったことなんか一度もなかったんです。でも、女子の世界は・・・せめてサッカーが好きな女の子が、その好きを思いっきり貫ける環境を創りたい。その一心で、仲間と共に2016年4月に当法人を立ち上げました。

橋本 確かに男子の場合、サッカーをする環境に困ることはなさそうですよね。

石尾 はい、大きな衝撃を受けました。私自身、サッカーというスポーツから人生を通じて大切な宝物を数えきれないほど与えてもらったと思っています。なのに、同じスポーツを愛しているのに、性別が違うだけで大人・社会から与えられるものが違いすぎる。それはやはりおかしいですよね。

 

多種目多世代の総合型地域スポーツクラブを目指して


橋本 石尾代表のように熱心な方が現れたことで、地域の女子サッカー環境の底上げにつながるでしょうね。ですが、先ほど法人としては「スポーツを通じた街づくり」を目指しているとおっしゃっていましたよね?

石尾 はい。私自身、独立をする際にもう一度振り返ってみたんです。「結局プロにもなれなかったのに、なんであんなに頑張ってたんだろう」「なのになんで今もまだサッカーが好きなんだろう」って。それは結局のところ、サッカーがうまくなるとか足が速くなるとかではなくて、サッカーを通じて出会った人との感情の共有だったり、成長実感だったり、そういう人たちと共に笑顔で人生を生きていく「絆」「幸せ」を与えてもらってたんだなって。それは、決してサッカーに限った話ではなく、スポーツがもつ素晴らしい力だと思っています。

橋本 感動しました。それで今はサッカーに限らず種目や世代を広げた事業を展開されているんですね。

石尾 はい、これまでは子どもたちを主な対象とした育成スポーツ事業に特化していましたが、そもそもスポーツを通じた成長や感動は子どもだけのものではありません。現在は大人を対象にした生涯スポーツ、将来的にはシニアを対象とした福祉・健康スポーツなどの分野も手がけ、地域に新しいスポーツコミュニティをつくり上げたいですね。



橋本 スポーツで成長するのは、子どもも大人も同じですからね。

石尾 おっしゃる通りです。スポーツで得られる喜びは3歳でも50歳でも変わりませんから。大人になってからでもスポーツに関する知識を得たり、スキルを習得することでその人の人生はより豊かになると考えています。ですがそこで大切なのは、いかに「安全な環境」で「正しい指導」を受けられるか、です。その『質』にはすごくこだわっています。間違った知識やスキル、習慣は、その人の健康、ないしは人生を誤った方向に導いてしまう可能性もありますので。

橋本 まさにその通りです。私がからだプランを立ち上げたのもまさにその想いからです。では、具体的にはどのようなことをされているんでしょうか?

石尾 過去開催した例としては、在籍者の保護者様を対象にアスリートフードマイスター・理学療法士・オリンピアントレーナー等を講師に迎え、覚えた技術をすぐにお子さんに届けてもらう実践型のセミナーを開催したりしました。

橋本 素晴らしい!各方面の「プロ」を呼んでいらっしゃるんですね。



石尾 先ほどお話した通り、「良質な情報」と「適切なスキル」こそが、地域住民の皆さまの真の健幸の実現につながると思っています。また、そのような機会を通じて、本来出会うはずのなかった同じ地域内の人たちが繋がり、共に笑顔で暮らしていってくれたら、そう思っています。

橋本 親子に限らず、スポーツで人と人との絆が深まると嬉しいですね。石尾代表のご活動で、10年後はきっと、荒川区にスポーツを通じた輪が大きく広がっていると思いますよ。

石尾 荒川区は昔ながらの下町風情と再開発されたニュータウンが共存するエリアなので、スポーツというツールから得られるコミュニケーションで地域に貢献したいんです。様々な世代の方が、自然な挨拶を交わせる街づくりを進めていきたいですね。

 

編集後記
石尾代表のまっすぐな想いとほとばしる情熱に圧倒されっぱなしの時間でした。
地域住民の方々にとって、このようなスポーツ(健康)機会を提供してくれる事業者さんがいることは大変恵まれたことだと思います。
ご本人はサッカーに関する専門性の高い方ですが、他分野を一切拒むことなく、参加者の方にとっても最も「質の高い情報・スキル」を提供するための手段を選ばれています。
そのように一つの種目に限らず、能力や適性、さらには気分や季節に応じて取り組む種目を変えていくことができるというのは、医学的に見ても健康実現に向けて大変効果的です。
常に心と身体は連動していますから、楽しく、正しく運動することが大切ですね。