健康ブログ

《医師直筆》なんだか辛い?仲間に相談して自分で解決する!

からだプラン編集部

こんにちは。からだプラン代表医師の橋本です。

 

普段は総合診療医として働いています。

 

からだプランにお越し頂き、ありがとうございます。

 

皆さんもご存知の通り、病院にはたくさんの患者さんが来院します。

 

その中には、ゆっくり時間をかけてお話しすることが出来たら、きっと良くなるだろうな、と思う患者さんも沢山います。

 

そこで、からだプランの出番です!

 

からだプランでは「楽しく、正しく、いい身体♪」をモットーに、医学をたくさんの方に楽しんでもらえるよう、健康コラムを書いています。

 

今回は「相談できる仲間がいると、メンタルが強い理由」というタイトルでコラムを書いてみたいと思います。

 

かくいう私も昔からメンタルが弱く、いつも悩んでおりました。

 

そして、医師として働くにつれて、人それぞれに合ったメンタルを強くする方法がある事を知りました。

 

このコラムでは、メンタルを強くする方法の一つとして、仲間でメンタルを強くする方法を伝授したいと思います。

 

まずはいつも通り、外来でよくあるやりとりを(冗談まじりで)ご紹介したいと思います。





患者さん
「先生、こんにちは。やっと外来の日が来たよ~。」

 

橋本
「何を楽しみにしてるんだ、あんぽんたん。ここ病院だぜ?」

 

患者さん
「いや~、私って友達いないじゃん?話聞いてくれるの先生だけだからさ♪」

 

橋本
「だから、なんで俺が友達代わりになってるんだよ、とんちんかん。友達を作ってください。」

 

患者さん
「もうそればっかり。私の腹痛を早く治してくれれば来なくなるって~。」

 

橋本
「あなたの腹痛の原因はなんだったでしょーか?」

 

患者さん
「どこの病院でも異常ないって言われる。過敏性腸症候群とかメンタルとかって。」

 

橋本
「そそ、だからストレスに強くなるためにも、俺の外来なんかに依存しないで、相談したり遊んだりできる友達を作りなさいな。それが治療です。OK?」

 

患者さん
「なんだと~~!先生なんか仕事ばっかりしてて、友達もいないし、趣味がパソコンとぬいぐるみの癖に!!」

 

橋本
「なっ、なぜそれを!?謝るから大声で言わんでくれええ~(゜д゚)」




☆生きるのに「邪魔なもの」をストレスと言います

まず前提として、ストレスとは何かを考えてみたいと思います。

 

生きていると色々な事がありますよね。

 

例えば、病気について考えてみましょう。

 

風邪をひいてしまったり、おなかが痛くなってしまったら、生き続けるのにとても邪魔なものですよね。

 

また、会社に行っても色々な事があります。

 

苦手な上司が大きな声で怒鳴るかもしれません。

 

会社に行く度に怒鳴られていたら、どんどんウツになってしまうかもしれません。

 

上司は、時に生きるのに邪魔になります(汗)。

 

家に帰っても色々な事があります。

 

両親や子供同士がけんかをしていたり、隣の部屋が騒がしい事もあるかもしれません。

 

家族だからこそ、「この人とは合わないから、出来るだけ距離をおこう」ということが出来ない辛さがあるかもしれません。

 

人間は、生き続けようとすると、「生きていくのに邪魔なもの」が沢山あるのです。

 

医者は、それをまとめて「ストレス」と言います。

 

難しい言葉を使うと、「恒常性の維持に障害となるもの」がストレスです。

 

そして私は、生き続けるのに邪魔になっている「ストレス」を取り除き、生き続けやすいようにする事を、医師の役割の一つだと考えています。




☆ストレスに対処する力、という考え方

せっかく読んで頂いているので、一つ新しい考え方を伝授したいと思います。

 

それは「ストレスに対処する力」という考え方です。

 

私の大好きな考え方の一つなので、是非学んでほしいなと思います。

 

ストレスに対処する力とは、その名の通り、ストレスと闘う能力のことです。

 

生き続けるのに邪魔なものと闘って、生き続けやすい力を身に着けよう、という考え方です。

 

例えば、元気な身体を作って、風邪をひきにくいようにすることも、ストレスに対処する力と言えます。

 

また、人見知りで、人と話すたびにドキドキしてしまうのであれば、コミュニケーション能力を磨いておくというのも、ストレス対処する力です。

 

生き続けるのに邪魔なストレスに負けないように、生き続けやすいように、ストレスに対処する力を身に着けるのは、大変重要な事だと思っています。




☆相談できる人は、なぜメンタルが強いのか?

では、ストレスに対処する力を磨くために、実際にどうしたらいいのかを説明したいと思います。

 

それは、仲間の力を借りて、ストレスに強くなるという方法です。

 

イメージが湧きにくいと思いますので、いくつかの例を挙げてみたいと思います。

 

例はいずれも架空の人物です。

 

例1)ある25歳の女性の例

ある25歳の女性がいました。その女性は、どんな仕事もバリバリこなし、上司や後輩からの人望も厚く、いわゆるスーパーウーマンでした。しかし、その女性に話を聞くと、昔からそうだったわけではないという事です。

 

「私は昔、教室の端っこにいるような静かな子でした。喧嘩になるかもしれないと考えると、誰かと話をするのも面倒で、出来れば好きな事だけをやっていたいと考えていました。けれど、ある催し事がきっかけで、どうせなら人とぶつかったとしても、楽しく生きてみたいと考えるようになりました。初めのうちは大変だったんですが、少しずつ友達が増えていくにつれて、相談できる仲間が増えて、逆に相談に乗ったりすることも増えて、結果的にメンタルが凄く強くなっていたんです。考え方一つで、人生はこうも違うものだという事にびっくりしました。」

 

相談できる仲間が増えただけではなく、相談される事も増えたので、人がストレスと戦う経験も、自分の経験に出来て、メンタルがどんどん強くなったという例でした。

 

こういう流れもあります。

 

もう一つ、違う例を挙げてみたいと思います。

 

 

例2)ある40歳の女性の例

ある40歳の女性がいました。その女性はとてもストレスの強い職場で働いているのですが、周りがどんどん辞めていく中、全く問題なく15年以上その仕事を続けています。その女性に秘訣を聞くと、次のように返事がかえってきます。

 

「私は別にストレスとかには強くないですよ。けど、何かあったらすぐに相談できる仲間が、そこら中にいます。例えば、職場で嫌なお客さんがいたら、すぐに仲のいい違う支店の同期とネタにします。嫌いな上司が話しかけてきたら、仲のいいお客さんに相談します。仕事で失敗したら、行きつけのバーでマスターに聞いてもらいます。彼氏と喧嘩したら、絶対に仲間になってくれる友達に電話します。どんな事があったとしても、私誰かに頼って生きていけます。」

 

かなり極端な例かもしれませんが、自分の限界をギリギリの所におかず、早い段階で仲間に相談します。

 

そして、すぐに解決して、どんどん次に進んでいくという、ストレスとの戦い方の紹介でした。




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