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《医師直筆》ストレスと戦う?逃げる?メンタルを強くする!

こんにちは。からだプラン代表医師の橋本です。

 

普段は総合診療医として働いています。

 

からだプランにお越し頂き、ありがとうございます。

 

皆さんもご存知の通り、病院にはたくさんの患者さんが来院します。

 

その中には、ゆっくり時間をかけてお話しすることが出来たら、きっと良くなるだろうな、と思う患者さんも沢山います。

 

そこで、からだプランの出番です!

 

からだプランでは「楽しく、正しく、いい身体♪」をモットーに、医学をたくさんの方に楽しんでもらえるよう、健康コラムを書いています。

 

今回は「メンタルを左右するのは、問題にぶつかった時の選択肢の多さ!?」というタイトルでコラムを書いてみたいと思います。

 

かくいう私も昔からメンタルが弱く、いつも悩んでおりました。

 

そして、医師として働くにつれて、人それぞれに合ったメンタルを強くする方法がある事を知りました。

 

このコラムでは、「選択肢」という観点で、メンタルを強くする方法を見てみたいと思います。

 

まずはいつも通り、外来でよくあるやりとりを(冗談まじりで)ご紹介したいと思います。





患者さん
「先生って、すごくメンタル強そうじゃない?嫌なことあったらどうしてるの?」

 

橋本
「ん~。仕事に打ち込む、したい打ち合わせを入れる、そそくさと家に帰る、寝る、仲間に相談する、吉祥寺で飲む、フットサルをする、ラグビー部の後輩に偉そうに説教する、電話で思いついた仲間に甘える、ゴーヤチャンプルー食べる、読みたかった本を読む、youtubeでグダる、日記を書く、などなど。」

 

患者さん
「え、どれ?笑」

 

橋本
「その時の気分で選ぶのよ。俺の強さは、この選択肢の多さにある。」

 

患者さん
「これだけ一気に上がるって、本当に尊敬します。感動しました。」

 

橋本
「(ガムシャラにぶつかりまくって、逃げ回ってたらそうなっただけなんて言えない)すっ、凄いだろっ(; ・`д・´)」

 




☆ストレスは、生きていれば必ずぶつかる壁

まず先に、ストレスとは何かについて考えてみたいと思います。

 

人間は生きていく上で、沢山の壁とぶつかります。

 

例えば、風邪をひくこともありますし、上司や家族とぶつかる事もあると思います。

 

その度に、人は苦しんだり、悩んだり、成長したりします。

 

その、人が生きていく上で大変な壁の事を、まとめて「ストレス」と呼びます。

 

身体にとってのストレスは「身体的ストレス」と呼び、心にとってのストレスは「精神的ストレス」と呼んだりします。

 

確かにストレスが無ければいいな、とは思ってしまいます。

 

ストレスが無い人生を送っているように見える人は幸せにうつりますし、素敵な写真が並んでいるfacebookの人は、やっぱりうらやましく見えてしまうかもしれません。

 

しかし、人は所詮「細胞の集まり」です。

 

細胞という形のある生き物なので、物理的に様々なストレスを受ける事になります。

 

そこで、ある程度のストレスがあるのは仕方のない事だと考え、逃げる方法や戦う方法を学んでおくことは、きっと生きる上で大きな武器になると思います。

 

その戦う方法の一つとして、今回は経験という観点でお話します。




☆ストレスと戦う「選択肢」を持つ

人は問題とぶつかった時に、どのように対応するかを考えます。

 

その時に、大体はすでに持っている選択肢の中から、どうしようか考えると思います。

 

次のような様子です。

 

「あ~~、今日は本当に嫌な事があった。このまま帰ってもいい事ないなあ。誰かに相談してから帰りたいなあ。」

「なんて日だっ!嫌な事が沢山重なってしまった。一人でゆっくり考え直したいなあ。日記でも書こうかなあ。」

「疲れた!甘いものを食べて、マッサージに行って、すっきりリフレッシュしてから明日仕事に行こう!」

 

このように、様々な選択肢があると、ストレスを和らげることが出来ます。

 

これが、選択肢の強さです。

 

「生きていれば必ずストレスがある」という事を受け入れて、その上でどのように戦っていくか、というのを考えるといいと思います。

 

また、人それぞれの方法がありますので、自分に合ったものを揃えてみてください。




☆(番外編)最強の方法は逃げちゃう事( ゚Д゚)

さて、ここまで読むと、戦う力を身につけなければいけない気がしてしまいます。

 

しかし、「残酷だけれども最強の方法」があります。

 

それは、「逃げてしまう事」です。

 

補足が説明だと思いますので、次の場合にどのように対処するか考えてみてほしいと思います。

 

例1)今あなたは51歳の女性です。小学校の同級生の友人がいるとします。今回その友人から、友人の実家の相続の相談を受けました。法律の知識もないので、かなりややこしい問題になりそうです。ですが、人の死も関わる事なので、とてもストレスとしては強いものです。自分の家も介護で忙しく、限界を感じています。どうしたらいいのでしょうか。

 

例2)今あなたは23歳の女性で実家暮らしです。三人兄弟の末っ子です。この度、両親が離婚をすることになり、メンタル的に大きなダメージを受けています。お父さんは違う所に引っ越すことになったので、依存的なお母さんと、苦手なお姉さんと三人で住むことになります。お父さんが緩衝材になってくれていた部分が大きかったと、改めて感じています。しかし、最近職場にやっとなじめてきた所でもあり、三人で実家に住む状況は避けたいのですが、、、お母さんが心配です。

 

人には頭で考えられる個数に限界があります。

 

それがとても多い人もいますが、少ない人も沢山います。

 

ちなみに私自身は三つです。

 

外来をしていると、どうしても限界を超えて頑張り過ぎてしまう人が多くいる事に気づきます。

 

仕事と介護と子育てと返済と、、、と蓄えこんで、私と話す外来だけが楽しみという人もいました。

 

一日は24時間なので、物理的に無理な場合も当然あります。

 

そんな時に、裏技として覚えていてほしい事があります。

 

それは「逃げてしまう事」です。

 

パンクする前に、逃げてほしいと思います。

 

確かに、逃げる時にはとても勇気が必要です。

 

今まで育ててくれた家族を見捨てるという罪悪感、誰かに何か言われてしまうんじゃないかという恐怖、後で後悔するんじゃないかという不安など、考えれば考えるほど勇気が必要になります。

 

しかし、人には限界があります。

 

私はそれを「キャパ」と呼んでいます。

 

自分のキャパを超えないように、超えそうになったら考え直す時間をもってほしいなと思います。

 

まとめると、「逃げちゃう事も出来るんだ。それも選択肢として持っておこう」という事だけです。

 

精神科の先生は、それを優しい言葉で「休んでください」と伝えることもあります。

 

今悩んでいることが多すぎる人は、逃げる勇気も選択肢の一つとして、一度ゆっくり考えてみてくださいね(´ω`)




☆ストレスについての動画を作りました

 

ストレスについて、からだプランメンバーで色々語り合った動画を作ってみました。

 

ブログではニュアンスが伝わりにくい話も盛り沢山にしているので、是非覗いてみてくださいね♪