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《医師直筆》予測する力を手に入れて、ストレスに強くなる!

こんにちは、からだプラン代表医師の橋本です。

 

普段は総合診療医として働いています。

 

先日「先生のコラムを読んで、ストレスとは、生き続けるのに邪魔なものである、ということは分かりました。

 

でも、そのストレスにどうやって対処すればいいのか教えてほしいです」という質問を頂きましたので、今日は一つの方法を伝授したいと思います。




☆ストレスとは、生き続けるのに邪魔なもの

まずは、ストレスとは何かについて考えてみたいと思います。

 

人間は生きていく上で、沢山の障害とぶつかります。

 

例えば、風邪をひくこともありますし、上司や家族とぶつかる事もあると思います。

 

その度に、人は苦しんだり、悩んだり、成長したりします。

 

その、人が生きていく上で大変な障害の事を、まとめて「ストレス」と呼びます。

 

身体にとってのストレスは「身体的ストレス」と呼び、心にとってのストレスは「精神的ストレス」と呼んだりします。

 

それらも含めて人の生きる道なんだ!人生とはそういうもんだ!と片付けられてしまう事もありますが、あまりに強いストレスは、生きるために大きな障害となり、前に進めなくなってしまう事もあるでしょう。

 

強い身体的ストレスであれば動けなくなってしまいますし、強い精神的ストレスであればうつ病になってしまうかもしれません。

 

まとめると、「ストレスがあるのは仕方ないですが、それが強すぎると生きるのに困難になってしまう」という事です。




☆精神的ストレスの対処法

それでは、精神的なストレスを対処するときに、実際にはどんな力を身に着ければいいのでしょうか。

 

今回ご紹介するのは「予測する力」です。詳しく説明します。

 

人が生きている時に、ストレスを感じる一つのタイミングがあります。

 

それは「予想外の出来事が起きた時」です。

 

予想外の出来事が起きた時、人は「え、どうしよう、考えてなかった!」となり、慌ててしまうものです。

 

ちょっとした事であればいいのですが、大きな事だと大変です。

 

例を挙げてみましょう。

 

ある大学生がいたとします。

 

その子は3月に卒業して、晴れて4月から就職の予定でした。

 

しかし、進級試験が思った以上に難しく、自己採点では58点と、60点に満たない点数です。

 

そして結果発表が1週間後に控えています。

 

「あの問題、明らかに難しかったなあ」

「けど、自分の勉強不足も否めないし、、、」

「あ、もし留年していたら、お父さんになんて言えばいいんだ」

「親戚中に馬鹿にされてしまう。友達だっていなくなってしまうかもしれない」

 

こんな風に、沢山の悩みが頭に湧いてくるでしょう。

 

これが「予想外の出来事」なのです。

 

もし、これが予想通りだとしたら、この大学生はストレスを感じるでしょうか。

 

やっぱり難しかったか~」

その時のために、先生と仲良くしておいてよかった」

「レポートも準備してあるし、何とかなるだろう」

「お父さんとお母さんにも、すでに一言言ってあるし」

「ダメだった時のために、違う進路も考えておいてよかった」

 

このように、予想外の出来事を「予測」しておくことで、ストレスに強くなることが出来るのです。




☆予測する力を磨く方法

では具体的に、予測する力を磨く方法をご紹介したいと思います。

 

それは「フューチャーマッピング」という方法です。

 

下の図を見てみてください。

 

 

見よう見まねで、まずは手を動かしてみてほしいと思います。

 

①まずは、横軸に時間を書きます。

②つぎに、縦軸に自分の今後の流れを書きます。

③うねうね~と波線を書きます。

④上の波の所に、調子がいい時の様子を書きます。

⑤下の波の所に、調子が悪い時の様子を書きます。

 

こうすると、自分にとって大きなストレスになりそうな事を、あらかじめ「予測」しておくことが出来ます

 

そして、さっきの大学生のように、対策を練っておく事も出来るのです。

 

自分の手で書いたフューチャーマッピングを、疲れた時に確認して、きちんと自分の人生を歩むことが出来ていると実感しましょう。

 

さらに、自分の手で書く、というのもポイントです。

 

それが成功体験になり、生きていく上での自信になり、さらにストレスに強くなる力にもなります。