【医師直伝!】健康的に太る方法を食事・運動の観点から解説
こんにちは。
からだプラン代表医師の橋本将吉です。
今回は、「健康的に太る方法」についての動画を作成いたしました。
そもそも太るとは何でしょう?
太ることには2つの意味があり、①見た目が大きくなること、②体重が増えることの2つがあります。
補足ですが、医者って太り方に関係があるの?とよく言われます。
患者さんが退院する目安の時に、だいたい元気になったなという指標の一つとして、体重を気にするんです。
さて、人間のからだで最も多いものは何でしょう?
正解は、水です!
水は、人間のからだの約60%を占めています。
しかし、この水を増やしたからと言って、体重は増えませんよね。
では、その次に多い2つは何でしょう?
正解は、、、。
脂肪とタンパク質です。
脂肪は人間のからだの約16%。
タンパク質は人間のからだの約16~18%となっています。
脂肪は、お腹のお肉や内臓のお肉などです。
想像がつく方も多いのではないでしょうか?
それでは、タンパク質とは何でしょうか?
これは、内臓や筋肉のことを言います。
みなさんに質問です。
脂質とタンパク質、どちらを多く摂取することが正解でしょうか?
そうですね。健康的に太る方法は、筋肉を増やすということになります!
よく、外来で「健康的に太りたいんだけど。」という患者さんの話を聞いていると、「それじゃあ確かに痩せてしまうかも。」と思うことがあります。
ですので、今回はいくつかご紹介したいと思います。
その1。1日のトータル摂取量がそもそも少ない。
タンパク質を増やしたければ、やはりタンパク質の量を増やすのが良いことはわかるかと思います。
タンパク質は例えば、鶏肉、魚、ハム、納豆などの大豆製品、チーズなどの乳製品が挙げられます。
「少食なんだ」とか、「胃が小さくて」という方は、食べる量を増やすといいかもしれません。
そして、摂取量の少ない人の特徴として、間食していることが挙げられます。
「間食って、食べ物を食べてるからいいんじゃないの?」という方もいるかもしれません。
しかし、1日のトータル摂取量を考えてみると、ご飯の時に、あまり食べられなくて、振り返ってみると、全然量を食べていなかったということが多くなることがあります。
間食は控えて、お腹を空かせた状態で、1日3食しっかり食べるようにしましょう!
そして2つ目。
運動量が少ないこと。
運動をしないと、筋肉がどんどん弱くなってしまうので、体重が軽くなってしまいます。
使わない筋肉はどんどん減ってしまうので、沢山動かして、沢山再生して、筋肉を大きくしましょう。
その時に大切になってくるのが、無酸素運動をすること!
無酸素運動って何?という方がいると思いますが、無酸素運動とは、20分以内の運動のことです。
例えば、スクワットや腹筋、筋トレですね。
これらが無酸素運動になります。
逆に有酸素運動は20分以上の運動のことで、ジョギングなどがこれに当たります。
ジョギングなどは、痩せる運動と言われており、筋肉をつける際は、無酸素運動が有効だと言われています。
いかがでしたでしょうか?
今回は、健康的に太る方法についてお伝えしました。
健康的に太る方法は2つ。
1つは、タンパク質をしっかりとり、1日3食きちんと食べること。
その際間食を控えること。
そして2つ目は、無酸素運動で筋肉をつけること。
以上の2つになります。
是非みなさんも試してみてくださいね(*´ω`*)
最後までお読みいただき、有難う御座いました!
からだプラン 代表医師 橋本将吉