病気の原因や治療、健康ダイエット法を知ろう!

《医師直筆》絶対に大丈夫な医療を受けよう?どこの病院?

からだプラン代表医師の橋本です。

 

普段は総合診療医として働いています。

 

今日は、いつもと違うテーマでコラムを書いてみたいと思います。

 

完璧な医療とは何か、というテーマです。

 

人にとって大切なことなので、誰もが完璧な医療をしてほしいと望むものです。

 

しかし、それについて書いてあるコラムがあまり無いな~と思い、書いてみようと思いました。

 

医師でない方は、自分が医師になった気分で読んでみてほしいと思います。

 



☆「医療」とは何か?

そもそも前提として、医療とは何か考えてみたいと思います。

医療には様々な定義があるのですが、私の知っている医療の定義は「ある患者さんが、身体や心の悩みがある時に、医術という行為をもって、その悩みを解決する行為」であると考えています。

 

つまり、「人間の身体や心の悩みを解決する」のが医療だという事です。

 

例えば、もし頭痛の悩みがあれば、頭痛の原因を探り、それに合った治療行為を行い、悩みを取り除きにいきます。

 

また、皮膚のかゆみがあれば、原因を探り、治療を行い、悩みを取り除きます。

 

医療は、人の身体や心の悩みを解決するための方法なのです。

 




☆医療の流れは?

では今度は、医療自体の話しです。医療の流れについて考えてみましょう。

 

つまり、症状が出現してから、病院に行って、治るまでの事です。

 

まず、症状が出現したら、その原因について考えると思います。

 

「なんで喉が痛くなったんだろう」
「風邪ひいちゃったかなあ」
「周りの人にうつされたかなあ」

 

そして、困った時には病院に行き、医師に相談すると思います。

 

ここから医療の始まりです。

 



☆医療の始まりから終わりまで

医師は、話を聞くことによって、原因がどこにあるのか探ります。

 

これを問診と言います。

 

問診をしっかりすることによって、原因が大きく絞られます

 

それ自体が痛みをほとんど伴わないといった点でも、問診はとても優秀です。

 

話を聞くだけで痛がられる事ってないですよね。

 

次に診察を行います。

 

聴診器で音を聞いたり、触診でお腹を触ったりすることです。

 

これも、原因を大きく絞る事が出来ます。

 

そして「あの病気の可能性があるな」「この病気だけは違うと言えるようにしたい」と言ったように当たりをつけ、今度は必要な検査を行います。

 

最近では様々な検査機械があり、精度も上がっていますので、人間にとって力強い武器となっています。

 

最後に、原因が絞られたら診断をし、適切な治療を行います。

 

症状を抑える対症療法や、病気を取り除く根本治療などがあります。

 

このように、医療には問診、診察、検査、診断そして治療という流れがあります。

 

どんな医師でも、患者さんが外来に入ってきた時点で、この流れを意識して(というより、もはや無意識で)診察をしています。流れのあるオーダーメイドですね。

 

では次から本題に入りたいと思います。

 



☆完璧な医療について

では本題の、「完璧な医療」について考えてみたいと思います。

 

ここで一つクイズです。完璧な医療をするためには、何が必要でしょうか。

 

患者さんが完璧に治るためにはどうしたらいいのか、という質問です。

 

先程の医療の流れを思い出してみてください。

 

検査でしょうか。それとも診断でしょうか。いやいや、薬や手術と言った治療が重要でしょうか。

 

色々な声が聞こえてきそうです。

 

答えは、全部ですよね。

 

患者さんが医師に情報を伝える問診から始まり、診察、検査、診断そして治療という、これら全てが「完璧に」なされた時に、初めて完璧な医療が実現するのです。

 

さて、ここで考えてみてほしいのです。

 

世の中には沢山の人がいます。

 

働く場所、性別、年齢、家族環境、価値観、望み、遺伝子、心理的要因など、本当に千差万別です。

 

また、医師個人の知識や経験には、当然限界がありますし、得意分野や苦手分野もあります

 

そして、医学は日進月歩であり、何が正しく、何が間違っているのか、次の日には大きく変わることだってあるのです。

 

昨日まで誰も考えもしなかった、新しい病気が発見される事もあるのです。

 

人の身体や心に関係する事ですから、医療に完璧を求めたくなるのは当然です。

 

しかし、これらの事情があり、「完璧な医療」というのはとても難しい事なのです。

 



☆からだプランの考え方

完璧な医療が難しいのは(渋々かもしれませんが)お分かり頂けたと思います。

 

しかし、医師は誰一人諦めません。今までの人生プライドそれぞれの思いをかけて、患者さんの治療に挑みます。

 

病気があれば、取り除く手助けをして、「ありがとう」って言われたいんです。

 

喜ばれたら嬉しいという純粋な気持ちです。

 

私は医師として医療を行っていますが、からだプランでは外来で伝えられないことを、このようにコラムの形で伝えています。

 

先程お話しした問診が、医療にとって大切なように、医療従事者の気持ちが分かるようになると、スムーズに進む医療もあると思っています。

 

ここで、注意してほしい事があります!それは、今回の話は「医療は完璧じゃないんだから諦めろ」ということでは決してないということです。

 

医療は完璧じゃないが、やれる事はいくらでもある。だから、生活習慣の改善や病気の予防など、やれる事をやろうよ」という事です。

 

からだプランのコラムを使って知識を、プラン(体験)を使って実際に身体を動かして、理想の身体を目指してほしいと思います。